ライフからのメッセージ

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ライフ』は、漫画雑誌「別冊フレンド」に連載されている
すえのぶけいこによる少女漫画作品で、

2007年6月30日からはテレビドラマ化され、漫画原作とした
ライフ壮絶なイジメと闘う少女の物語~」として、
土曜日の夜11:00から、フジテレビで放送している。

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ライフを見ていると、一昨年、放送されていた「女王の教室」を思い出す。

あれは、教師が小学校6年生の教え子たちに、これから起こるであろう
現実的な困難を自ら作り、極端なほどの”試練”を与え、それを
子ども達自身に直面させ、考え、乗り越えさせていくという壮絶な内容だった。

賛否両論が巻き起こった問題作だったが、あれも、予想外の視聴率を上げた。

ライフ」は、女子高生同士のいじめというテーマを軸に
ゆがんだ大人の世界も描かれている作品。

熾烈を極める、残酷ないじめが次々を展開される中で、
主人公椎葉歩が、本当の強さを取り戻し、真の友情を獲得していく話だ。

そんなプロセスがどことなく「女王の教室」と似ている。

土曜日の夜11時に放映されているのだが、中学1年のうちの娘も夢中だ。

いじめに立ち向かっていく椎葉歩羽鳥さんが格好良すぎ~~!
なんだそうだ。

中学校でも『ライフ』の話題で持ちきりだというのだから、
この番組が、思春期の子ども達にどれほど影響を与えているのかがわかる。

ライフ』のもうひとつのテーマは、子どもを取り巻く大人のきたない世界。

いじめの主犯格 安西 愛海は、県議会議員で会社社長の一人娘。

この「マナ」は、親や先生など大人の前では、純粋なぶりっ子を演じ、
陰では、親の裕福さ・権力をかさに着て、周りの友達をいいように利用し、
気にいらなければ、陰湿・残忍を通り越した、もう犯罪と呼べるような
いじめを平気でする超・自己中な少女。

しかし、どんなに自分のしていることを隠しても、
さすがに、ある先生にバレてしまい、突き止められてしまう。

しかし、マナ父親に助けを求め、この教師を辞めさせてしまう。

も我が子のこととなると、善悪の区別など関係なくなってしまうのだ。

そして、真実が捻じ曲げられ・・・

それが権力者なら、なお更、簡単にそうしてしまうのかもしれない。

さらに、もっともモラルを要求される先生という存在まで、
その権力に抱き込まれてしまうという現実も、さらっと描かれている。

しかし、『ライフ』は、希望を失いかけた1人の少女が友達の力を借りて立ち上がり、
矛盾だらけの権力やエゴに戦いを挑み、最後は勝利を勝ち取るのだ。

レイプ未遂シーン、殺人未遂シーンなど、とにかく極端を極めたエピソード
の連発だが、それは、このどうしようもない”悪”をデフォルメしたに過ぎない。

作者は、見るものの心にいじめ問題を刻印として、焼き付けたかったのだろう。

この物語は荒唐無稽ではなく、誰の周りにもフツウに存在している
ということに目を背けてはならないと、問題提起をしてくれたのだろう。

なぜなら、作者すえのぶけいここそ、いじめられっ子だったのだから。

そして、『ライフ』を見る多くの子どもたちが、椎葉歩に感情移入して
正義は必ず勝つ!!と思っているのだと思うと、

そんな子どもたちを裏切る大人になってはいけないなと思うのであります。

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