マシ・オカを知ってる？

米国でただいま、人気沸騰中！？

マシ・オカ出演の「ＨＥＲＯＥＳ（ヒーローズ）」は、「２４」「ＬＯＳＴ」
を超える視聴率をたたき出した。

彼は、日本語、英語とも堪能だ。

そのマシ・オカが、２７日、「ＨＥＲＯＥＳ（ヒーローズ）」に出演する俳優陣らと共に、
来日したということは、知らない日本人も多いと思うんだけど・・・

日本人なのに、日本ではあまり知られていなくて、アメリカでは有名人というマシ・オカ。

だが、彼にとって、これは立派な“がい旋帰国”だった。

では、なぜ、日本では彼が有名じゃないのか？

それは、彼のおいたちや生き様を見れば納得する。

マシ・オカは、６歳で「教育のため」という母親とともにロスに移住し、
大学卒業後、ジョージ・ルーカスが設立した特殊効果製作スタジオ、ＩＬＭに入社した。

俳優を志望していたが、はじめは「スター・ウォーズ」シリーズや「ハルク」などで
特殊効果の技術開発に携わることになる。

しかし、俳優をあきらめきれず同ドラマのオーディションを受け、合格。
このシリーズで一気に、人気者に上り詰めたのだ。

とはいえ、ＩＬＭの勤務も相変わらず俳優業と共に続けており、
週１回、コンサルタントとしてロスにある支社に通勤している。

「ＩＬＭの仕事が好きなので、できれば今後も俳優業と両立していきたい」と、
意欲満々のマシ・オカ。

マシ・オカ演じるオタクサラリーマン、ヒロ・ナカムラは、
「ＨＥＲＯＥＳ（ヒーローズ）」では、時空を操る能力を持った日本人。

ヒロ・ナカムラのテレポート後の決めゼリフは、「ヤッター！」。

「ＨＥＲＯＥＳ」ファンの全米の子供たちが、これをまねし、
流行語にまでなっているんだとか。

マシ・オカは、このドラマの演技で、今年のゴールデングローブ賞助演男優賞
（テレビドラマ部門）にノミネートされるなど、その実力も高く評価されている。

「米国では評判がいいみたい。オーバーアクションだと思いますが」
などと、マシ・オカは笑った。
http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200708280010.html